ティリッヒ研究文献(5)

 ティリッヒ思想については、哲学思想史の文脈に位置づけることによってその解明を試みる研究が多くなされてきたが、その中で特徴的な研究として記憶されるべきものに、アンナラ(Pauli Annala)の研究がある。これは、カントからハイデッガーへの思想史連関にティリッヒを位置づけるものであり、一次文献の詳細な読解に基づいて議論がなされている点で堅実であると共に、独創的な問題設定という点でも評価できる。ティリッヒにおける時間や歴史というテーマを論じようとする場合には、無視できない先行研究である。

Pauli Annala,
Transparency of Time. The Structure of Time-Consciousness in the Theology of Paul Tillich,
Helsinki, 1982.

Introduction

I. Kairos as the theonomous substance of the historical time
A. Towards the ultimate dimension of the historical situation
B. The kairotic model and the phenomenology of time
(1) The transcendental exposition of the concept of time
(2) Phenomenology of time
C. From the existential-ontology to the theo-ontology

II. The concept of time and the interpretation of protestantism
A. The critical and the formative principle
B. Time and the interpretation of realism
C. Time and the interpretation of the secular culture

III. Time and the ontology of knowledge
A. The ontology of knowledge and the ontological question
B. The transparency of time in the depth of reason
C. The analogy between the temporal and the eternal

IV. The essentialization of time
A. Retrospective eschatology
B. Time and the Trinity

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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、今後開設の別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します。
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