シンポジウム報告の出版

 このブログでは、大震災・原発に関わる宗教界の動向を取り上げてきましたが、昨年、8月29日(月)から30日(火)に東京の銀座教会(日本キリスト教団)を会場に行われた「東日本大震災緊急シンポジウム」の報告が出版されましたので、お知らせします。

 日本キリスト教団では、ほかの宗教諸団体と同様に、震災直後から様々な取り組みを行ってきましたが(http://uccj.org/、http://ameblo.jp/jishin-support-uccj/)、次のような趣旨でシンポジウムが開催されました。一日目は250名、二日目は190名の出席があったとのこと。

「東日本大震災と原発事故を信仰者としてどう受け止め、何を語るかを、教会、神学、キリスト教教育、キリスト教社会福祉の四つの観点から考えるシンポジウムを日本基督教団の主催によって行い、その内容を出版して日本のキリスト教者と社会に、また世界に向けて発信する。」

日本基督教団救援対策本部『現代日本の危機とキリスト教──東日本大震災緊急シンポジウム』日本基督教団出版局、2011年12月。

はじめに(石橋秀雄)
開会礼拝 エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ(北紀吉)
総会議長挨拶 神の迫り(石橋秀雄)

発題
・発題1 キリスト教学校の視点から
 何を学び、何を作り出していくか(中山昇)
・発題2 神学者の視点から
 なぜ神は「悲しみの人」になられたのか(芳賀力)
・発題3 キリスト教社会福祉の視点から
 悲しみと苦しみに寄り添う(稲松義人)
・発題4 教会・牧師の視点から
 教会は何を語っていくのか(岡本知之)

全体会

特別講演 土曜日のキリスト(エゼキエル書37章1─14節)(大木英夫)

閉会の祈り

あとがき


 これから大震災一年を迎える3月にかけて、学会レベルでも、同様のテーマをめぐって、シンポジウムや講演が企画されています。いずれ、このブログで紹介します。
 宗教、特にキリスト教にとって、不幸・悪・災害は、長い間多くの取り組み・思索がなされてきた問題ですが、今回の大震災と原発事故については、まだまだこれからです。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、今後開設の別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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