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池明観

 Christian Today(http://www.christiantoday.co.jp/article/4570.html)によれば、5月4日に池明観氏が、東京の信濃町教会で、「東アジア史と日韓関係」という題目で、講演された。今回が日本での最後の講演となる予定とのことで、220名あまりの聴衆が集まったと、Christian Todayは、伝えている。講演内容の要旨は、Christian Todayをご覧いただきたい。

 池明観氏と言えば、日本、韓国など東アジアでのキリスト教について多くの論考を発表し、日本にも深い関わりのある思想家(キリスト教思想家・政治学者)である。特に、「TK生」として岩波書店の『世界』誌上に連載された「韓国からの通信」は、1970年代の韓国民主化闘争の生の声を伝え、韓国民主化闘争に対する韓国外からサポートに大きく貢献したことで知られている。わたくしも、「韓国からの通信」の連載のちょうど中頃の時期から、これを読み始め、大きな感銘を受けたことを記憶している。
 この連載は、次の4冊の岩波新書(T・K生、「世界」編集部編)に収録されている。

『韓国からの通信 1972.11~1974.5』『続韓国からの通信 1974.7~1975.6』『第三・韓国からの通信 1975.7~1977.8』『軍政と独裁 第四・韓国からの通信』(この4冊目は、1977.11~1980.7までの通信が所収)

 手元にあるこの4冊を見ると、最初の『韓国からの通信』には、線が引かれ、書き込みがなされている。これは、京都大学入学間もない時期のメモである。

 その他に、池明観氏の著書で手元にあるのは、次の三冊である。

『アジア宗教と福音の論理』新教出版社、1970年。
『現代史を生きる教会』新教出版社、1982年。
『現代に生きる思想 ハンナ・アレントと共に』新教出版社、1989年。

 今後、池明観氏は、アメリカに永住予定とのことである。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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