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臨死・神秘体験と脳科学

 脳神経科学が自然科学を超えて、社会・人文諸科学へ、さらには現代人の日常性へとその影響を拡大しつつある中で、宗教研究においても、脳神経科学との関わりは一つの研究分野として確立しつつある(日本の状況は必ずしもそうではないが、海外ではかなりの過熱気味であり、怪しげな研究も少なくない)。したがって、こうした分野での研究はさまざまな仕方で目に付くようになってきており、日本語でもすでに一定の数の研究成果に触れることは可能な状況にある。今回紹介の文献は、比較的最近のものであり、お馴染みの話も少なくないが(翻訳本のタイトルからわかるように、一般読者向けとも言える)、文献表も詳しく、この分野の動向を知るに役に立つと思われる。

ケヴィン・ネルソン
『死と神秘と夢のボーダーランド』
インターシフト、2013年2月(原著は2011年)。

プロローグ

第I部 脳と意識の変容
 第1章 霊的体験とは何か? 恐怖からピンボール、お花畑まで
 第2章 三つの意識状態 霊的覚醒の場
 第3章 断片化した自己 私たちが自己の偽証者になる時

第II部 死の入り口で
 第4章 さまざまな臨死体験 物語を紡ぐ
 第5章 脳が死の入り口に立った時 光と血
 第6章 古代のメトロノーム 恐怖から霊的至福に至るテンポ
 第7章 夢と死のボーダーランド レム睡眠の侵入

第III部 向こうの世界
 第8章 合一の美と恐怖 神秘の脳の奥深く

エピローグ 英知の新生

謝辞

参考文献
解説
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プロフィール

LogosOffice

Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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