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京都大学新聞から

 本ブログでは、京都大学新聞について紹介したことは数えるほどしかなかったが、久しぶりに、京都大学新聞・第2514号(2013.8.1)の内容を取り上げてみたい。
 京都大学新聞というだけあり、その内容は基本的に京都大学に関連したものが中心になる。
 たとえば、今回の第一面は次のような記事が並ぶ。

・「法・理学部1回生にTOEFL ITP 今後の対応は今回の結果から判断」
・「上廣倫理研究部門開設記念シンポジウム 人々が考える倫理的規範を」
・「思修館第一研究施設 「廣志房」除幕式行われる」
・「新鋭工事の入札終わる 合同型研究施設(II期)」

 これらの内、二番目の「上廣倫理学研究部門開設」は、iPS細胞の倫理的問題という、京都大学に関わる話題として広く関心がもたれているものである。しかし、ほかの三つについては、どうだろうか。これは京都大学の動向であると同時に、日本の高等教育の方向性がこのような仕方で現在進行中であることを示すものであり、実は、京都大学限定の問題ではない。本日、マスコミによって報道された、来春から文科省が先進的な高校を「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」に指定して支援するという問題も、こうした高等教育に関わる同じ動向の現実化にほかならない。

 今回、京都大学新聞を取り上げたのは、以上の問題と言うよりも、二面から五面にかけて、講演会「桐島、就活やめるってよ~就活しか、私たちに生きる道はないのか~」(同志社大学今出川キャンパス・良心館、7月3日)の詳しい内容紹介が掲載されていたからである。現在話題の京都大学における教育研究組織改革の議論に抜けているのは、こうした学生の視点ではないだろうか。これが日本の現実にほかならない。
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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