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『福音と世界』から

 『福音と世界』2013.9が届きました。内容を紹介いたします。(なお、先日8月号を紹介したばかりで日数をおかずに9月号の紹介になったのは、すでに説明した理由によります。)


9月号は、二つの特集が組まれています。いずれも、重要な内容です。

1.特集1:田中正造没後一〇〇年
・「田中正造とアジア──朝鮮観を中心に」(小松裕)
・「レポート 田中正造大学 聖書を空文たらしむるなかれ」(編集部 深谷有基)

 当然、「田中正造とキリスト教」は重要な研究テーマである。内村鑑三との関わりは有名であるが。


2.特集2:日本軍「慰安婦」──歴史と女性の証言
・『福音と世界』×『基督教思想』共同企画座談会
 「なすべきことをなして生きたい──日本軍「慰安婦」問題と取り組んできた日本の教会の働き」

 きわめて興味深い試みである。今回に止まらず、今後にも期待したい。

・「オランダ人従軍「慰安婦」の声を聴き取る」(村岡崇光/マルゲリート・ハーマー)
 「マルタの一生」(マルゲリート・ハーマー)

 歴史的記録を残すことは、今や緊急の課題となっている。時間との競争!


今回は、書評で、韓国に関わる二つの文献が取り上げられているのも、目に付く。
・鈴木崇臣『韓国はなぜキリスト教国になったか』春秋社、2012年。
(「キリスト教国」とはいかなる概念だろうか)
・崔亨黙『見料を思考する韓国のキリスト教』新教出版社、2013年。

次に連載。
・大正・昭和キリスト教史の周辺3(太田愛人)
 今回は「賀川豊彦の上京」

・自民党改憲草案を読む5(横田耕一)
 「「国民ための憲法」から「国家のための憲法」へ」
 (この「国民」と「国家」の二重性あるいは区別を明確に理論的に分析することは重要になる。)
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プロフィール

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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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