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歴史修正主義を超えて

 歴史修正主義が、日本のマスコミ、政治の領域で、そして学問と知的領域においても、その発言力を拡張してすでに少なからぬ時が経過した。その間、これがもたらした悪影響は深刻さを増しており、現政権の歴史認識の基本政策を通して、教育の隅々にまで及んでいる。焦点となってきたのは、南京大虐殺、領土問題、そして従軍慰安婦問題である。そして、近年、それに原発問題も加わりつつあるというべきであろうか(その発生の事情は異なるが、今や歴史修正主義の陣営と原発推進とはリンクしている。マスコミの実態を見よ)。

 こうした歴史修正主義に対して、学問の現場でなるべきことは、地道に歴史的事実の解明を積み上げ、それを適切な仕方でアピールすることである。本ブログでも、従軍慰安婦問題については何度か取りあげてきたが、今回は、京都大学文学研究科の現代史をご専門とする永井さんの研究を紹介したい。2004年9月18日に、ソウル大学校ジェンダー研究所と社会史研究会共催のセミナーでおこなった報告の原稿に加筆したものとのことである。

永井和「日本軍の慰安所政策について」

はじめに

問題の所在
Ⅰ.警察資料について
Ⅱ.陸軍慰安所の創設
Ⅲ.日本国内における慰安婦募集活動
  1.和歌山の誘拐容疑事件
  2.北関東・南東北での募集活動
Ⅳ.地方警察の反応と内務省の対策

おわりに

補論:陸軍慰安所は酒保の附属施設
追記(2005年6月12日記)


 東京都知事選挙の結果はどのように捉えることができるだろうか。捉えるべきであろうか。これが日本の現実の重要な一局面であることは疑いもないが、分析すべき問題が多々あるのではないだろうか、キリスト教的宗教的観点からも。「舛添氏、高齢層から圧倒的な支持」、これは何だろうか。
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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