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古代キリスト教と哲学

 キリスト教「神学」という概念自体がそうであるように、キリスト教思想にとって哲学との関わりはその起源・核心にまで遡る意味を有している。キリスト教の思想的理解にとって、哲学が重要であるというのは、たまたま偶然的にそうなのではない。この事情は、古代以降、現代に至るまで変わりがない。

 この古代のキリスト教思想と哲学の関わりを知る上で、いわば入門的な役割を果たすものとして次の文献を挙げることができるかもしれない。

George Karamanolis,
The Philosophy of Early Christianity,
Acumen, 2013.

Preface
Abbreviations
Chronology

Introduction

1. The Christian conception of philosophy and Christian philosophical methodology
2. Physics and metaphysics: first principles and the question of cosmogony
3. Logic and epistemology
4. Free will and divine providence
5. Psychology: the soul and its relation to the body
6. Ethics and politics

Conclusion

Appendix: the protagonists

Notes
Further reading
Bibliography
Index

 序には、次のようにこの文献の意図が書かれている。

This is an introductory book in two senses; it aims to introduce the readers to the philosophy of early Christianity and also aims to show that the philosophy is of early Christianity is part of ancient philosophy as a distinct school of thought, and deserves to be studied as such. (ix)

 扱われるのは、マルキオン、ユスティノスからオリゲネス、テルトゥリアヌス、そしてカッパドキアの3教父までの時代、つまり、4世紀まである。アウグスティヌスは、含まれない。その理由は序論の冒頭で説明されている。
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プロフィール

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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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