キリシタン研究と京都

 本ブログでも、お知らせしていたように、昨日は、京都大学キリスト教学研究室の新歓ハイキングが行われた。少し雨にあったものの、例年になく、大勢の参加者で盛会であった。
 今回は、京都のキリシタン史跡を見るという企画であったが、まず、『もう一つの京都 京のキリシタン史跡を巡る』(三学出版)の著者である、杉野榮先生を、日本バプテスト連盟・京都洛西教会に訪ね、京都のキリシタン史跡についてお話を伺い、教会に所蔵の資料を拝見することができた。お話は刺激的な内容であり、日本とキリスト教との関わりをさまざまなに考える機会となった。日本の歴史と文化に対する意外なキリスト教の関わりである。もちろん、歴史学的な裏付けについては今後の研究の進展を必要がある問題を含むわけであるが、こうした問題が知的興味を引き起こすことは確かである。
 実際、こうした日本とキリスト教との隠れた関係については、多くの本が書かれている。わたくしの研究室にも、次のような文献が存在する。こうした文献をどのように評価するかは人それぞれであるが、歴史学的に確定できる「歴史」は人類の営みすべてではないことは確かであろう。

ジョン・M・L・ラング
『徒歩で中国へ──古代アジアの伝道の記録』
イーグレープ、2010年。

Philip Jenkins,
The Lost History of Christianity. The Thousand-Year Golden Age of the Church in the Middle East, Africa, and Asia --- and How It Died,
Harper One, 2008.

Samuel Lee,
Rediscovering Japan, Reintroducing Christendom. Two Thousand Years of Christian History in Japan,
Hamilton Books, 2010.
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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