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キリスト教思想と哲学3

 これまで、初回のカント、そして2回目にアリストテレスというやや時代的には飛躍した順番で文献を紹介してきたが、今後は、カント以降へと目を向けることにしたい。わたくしはかなり以前にカント以降のドイツ思想を哲学と神学の双方を包括する仕方で、つまり一つの思想史として把握するという研究プロジェクトを構想したことがあったが(この構想はそのものとしては実現せずに今日に至っている。しかし、ティリッヒから見た思想史、ティリッヒとの関わりにおける思想史としては、すでに概略は押さえており、ティリッヒ研究という視点から1冊の論集とするに十分な論文は刊行済みである。あとは、全体をまとめて仕上げるだけであるが、それをおこなうための時間を見いだせずに数年が経過している。数年以内にはまとめたいと考えているが、どうなるだろうか)、こうした構想を実現するに参照すべき論集が刊行された。
 次に紹介する論集は、シェリングと19世紀の歴史神学というテーマに関するものであるが、19世紀のキリスト教思想史理解にとって重要な諸問題が扱われている。編集者のダンツは、ティリッヒ研究者として知られており、論文の執筆者にもティリッヒ研究関係者が含まれている。シェリングとティリッヒとの関連を考えれば、当然とも言える。

Christian Danz (Herusgegeben von),
Schelling und die historische Theologie des 19.Jahrhunderts,
Mohr Siebeck, 2013.

Vorwort

Schelling und die Historisierungsprozesse im 19. Jahrhundert. Ein Prospekt (Christian Danz)

Intentio auctoris, probabilitas hermeneutica und aetas mythica. Die biblish-hermeneutischen Voraussetzungen von Schellings Mythenverständnis wärend seiner Tübinger Zeit als Wegbereiter seiner eigenen Theoriebildung (Christopher Arnold)

Jesus-Bild und Geschichtsdeutung. Schleiermacher und die spekulative Christologie (Ulrich Barth)

Spekulatives Denken und Historismus --- ein unabgeschlossenes Projekt (Michael Murrmann-Kahl)

Historische Kritik und Spekulative Theologie (Jan Rohls)

"Die Menschwerdung Gottes ist eine Menschwerdung von Ewigkeit." Der monistische Tiefenstrom der Theologie bekammt bei Strauss Oberwasser (Oliver Wintzek)

Mythos und Geschichte bei Ferdinand Christian Baur (Christof Landmesser)

Ferdinand Christian Baurs Schellingrezeption. Einige Gedanken zu den geschichtsphilosophischen Grundlagen der Tübinger Schule (Johannes Zachhuber)

"Von Mönchen, Mystikern und Schellingianern". Verwicklte Spurensuche zur Schelling-Rezepption in der kathokischen Theologie des 19. Jahrhunderts (Georg Essen)

Spekulativer Geschichtspositivismus. Überlegungen zur späten Geschichtsphilosophie Frierich Schelling (Dr. Georg Neugebauer)

Kontigenzbewusstsein als Freiheitserfahrung. Zum Verständnis von Gott und Geschichte in Schellings Spätphilosophie (Malte Dominik Krüger)

Von der Vernunftreligion zur spekulativen Religionsgechichte. Anmerkungen zu Schelling später Religionsphilosophie in Kintext der Hegel-Schule (Christian Danz)

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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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