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日本学術会議とは

 この10月より日本学術会議に関わるようになり、第一部会の哲学委員会の所属なった。具体的には、さらにその中の「古典精神と未来社会分科会」が活動の場となっている。
 日本学術会議とは何を行う機関なのかについて十分な理解のないままに所属ということになったが、この間のわかってきたのは、学術会議は、あるいは分科会といっても、具体的な研究会的な活動をおこなうというよりも、政府などに対して、学問研究のあり方についての提言を行い、また社会へ発信を行う、国際交流を促進する、といった役割を果たすということである。したがって、分科会レベルでも、一年に顔を合わせるのは、3回程度であり、多くの時間や労力を割くことが要求されるわけでは必ずしもないということである。この点は、やや一安心と言ったところである。任期3年の間に、提言あるいはそれに準じた文章をまとめ公表する、これが課題となる。

 日本学術会議では、『学術の動向』という雑誌を刊行しており、先日、2014.12号が届いた。
 内容は、主に二つの特集で構成されている。

特集1:材料の創製と高機能化を極める研究と展望
特集2:男女共同参画は学問を変えるか?

 このうちの後者は、キリスト教研究、思想研究にも密接に関わっている。大学も学会も、この男女共同参画という理念を無視することはできない。大学での人事(採用)や学会役員においても、ジェンダーバランスは気になる指標の一つとして意識されている。しかし、学会などではそもそも適切な役員のなり手自体を確保するのに苦労する状況にあり、ジェンダーバランスにまで手が回らないのが実情かも知れない。若手の、そして女性の研究者の養成は、かなり重要な課題であり、日本学術会議はまさにこうした問題への具体的な提言を示すことが求められているのである。
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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