京都とキリスト教

 京都と言えば、多くの人は、神社仏閣を思い出すであろう。そしてそれは当然のことかもしれない。しかし、京都は歴史的にそして現在も、宗教的に様々な側面・顔と有している。昨年と同様に、京都大学キリスト教学専修では、今年も新歓ハイキングで、京都のキリスト教会を訪問した。
 まず、京都ハリストス正教会
 現在の聖堂(生神女福音聖堂)は、1901年の建物であり、100年を超える歴史的建造物である(京都市有形文化財指定)。
落ち着いた雰囲気のすばらしい聖堂である。京都に長年住んでいる人にも、意外に知られていないキリスト教会と思われるが、京都にはこうした素晴らしい場所があることを忘れてはならない。

 続いて訪れたのは、「京都・カトリック西陣聖ヨゼフ教会」である。京都ハリストス正教会から、御所を通り抜け、しばらくすると、京都・カトリック西陣聖ヨゼフ教会が見えてくる。その途中に聖公会の「京都教区主教座聖堂・聖アグネス教会」「ウィリアム神学館」があり、また御所の北側には同志社大学が隣接する。この地域は京都におけるキリスト教ゾーンを形成しているのである。
 カトリック西陣聖ヨゼフ教会では、教会堂内部の見学を行う前に、溝部脩司教より、京都のキリシタンの歴史、特に南蛮寺についてお話をうかがい、カトリックの大学生と交流をもつことができた。京都大学にカトリックの信仰をもつ学生が学び、聖書を読む集いを行っていることがわかり、大きな収穫であった。
 なお、溝部司教から、京都ノートルダム女子大学・カトリック教育センター紀要『MARANATHA マラナタ』第21号、2014年をいただいた。これには、「一五八七年以降の京阪地域の教会」という溝部司教の論文が掲載されている。こちらからは、『キリスト教学研究室紀要』第2号と『アジア・キリスト教・多元性』第12号を差し上げた。

 京都のキリスト教のフィールド調査をいずれ実施することができればと考えている。
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