フェミニスト神学、世界に展開する5

 フェミニスト神学の展開は、キリスト教の過去の見直しという方向へも進められることになる。その中には、女性キリスト者や思想家の個別研究(いわば発掘)という歴史研究も含まれるわけであり、この蓄積は今後、ますます増加するものと思われる。しかし、さらに興味深いのは、フェミニスト神学の視点がキリスト教史全般の叙述に対していかなる新しい可能性を切り開くかであろう。リューサーのフェミニスト神学は、こうした展開にとって重要な寄与であると思われる。
 やや入門的な文献として、以前、紹介のものを再度取り上げておきたい。

Rebecca Moore,
Women in Christian Traditions,
New York University Press, 2015.

Acknowledgements

Introduction: Why Study Women in Christian Traditions?
1. In the Beginning・・・Eva
2. The Women Disciples in the Kingdom of God
3. Women and the Conversion of an Empire
4. Saints, Seers, and Scholars in the Middle Age
5. Women Reformed, Women Resistant
6. Spirit-Filled Women in the Nineteenth Century
7. Churchwomen on the Margins and in the Mainstream
Conclusion: The Church of Martha and Mary

Questions For Discussion
Notes
For Further Reading
Subject Index
Index to the Bible and New Testament Apocrypha
About the Author

 裏表紙には、リューサーの次のような推薦文が掲載されている。

"A very useful introductory book to women's roles in Christian history. It provides a solid overview of feminist scholarship from the beginnings of Christianity to the present. It will play a key in courses on this history."
Rosemary Radford Ruether, Claremont School of Theology and Graduate University
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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