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2017年・研究を振り返って

 本日は、2017年の最後の日であるので、本ブログでは、2017年のわたくしの研究の振り返ってみたい。
 2017年ではなく2017年度についてであるが、今年のわたくしの研究計画は、HP「ようこそ 芦名研究室に」に掲載されたような内容であった。

<2017年度の研究計画>
1.科研
 2017年の研究は、前年度から始まった、科研費による研究「拡張された自然神学の具体化としての「科学技術の神学」─東アジアの文脈で─」 を軸に展開された。これは、計画通りに進められた。
 なお、もう一つのトロヌ・カルラさんとの共同という形による、研究「日本のカトリック殉教者と歴史的記憶」 の方は、当初の計画とはかなり違うものになった。

2.書籍出版
 今年は、いくつかの書籍の刊行が予定されていたが、その作業自体はほぼ計画通りに進められ、『東アジア・キリスト教の現在─家族・死者儀礼・公共性・ナショナリズム─』の出版は、『東アジア・キリスト教の現在』 という表題で、予定通りの完成となる見込みである(今年中は無理であるが、今年度中には刊行される)。
 それに対して、シュスラー編の論集の翻訳出版 は、現在初校の校正完了までで作業が止まっており(これは出版社の都合である)、予定よりも大きく刊行は遅れる見込みである(次の夏頃になるだろうか。予定の1年遅れである)。しかし、作業は再校以降の校正以外は終わっており、基本的に、出版を待つだけである。
 そのほかに、昨年末から具体化した、共著『一冊でわかるキリスト教史』 (わたくしが近現代を担当)が進行中であるが、こちらも、わたくしの仕事は校正以外ほぼ完了した。出版も、それほど遅れることはないと思われる。
 以上が、今年の出版予定であるが、全体として、順調であったと評価できよう。

3.『福音と世界』の連載と講義との連携
 「毎月、連載のための文章を準備するのは従来の研究態勢に見直しを要求することになった。特に、大きいのは、大学での講義との有機的な関連付けであり、特殊講義と結びつけることによって、毎月の作業がスムーズに進むよう工夫を行う必要がある。また、これは科研による研究とも当然連関することになる」と、HPでは述べられていたが、ほぼ予想通りの形で、研究が行われた。毎月の連載原稿の用意は、楽ではないが、なんとか、研究と教育の全体の作業のなかに組み入れることができた。連載自体は、当初の計画より、やや長期になりそうである(「現代神学の冒険」 について論じるべきことは、思ったより多くある)。

4.学会・研究会との関わり
 学会・研究会への関与は、研究を行う上で、重要な意味をもっているが、、関与する役職の整理が重要であることが、研究計画では指摘されていた。さしあたり、日本宗教学会と京都ユダヤ思想学会に関しては、かなり楽になった。あとは、来年9月で任期が切れる日本基督教学会である。もちろん、果たすべき責任は果たさざるを得ないが。

5.論文・研究発表
 研究は、「2」の書籍としての刊行のほかに、論文の執筆、口頭の研究発表という形で進められた。計画では、「執筆すべき論文については、すでに3本(一つは8月末締めきり)が予定されており、これ以上は難しい状況であり、口頭発表(こちらは、9月)も、依頼を受けているもので手が一杯である。そのほかに、書評の依頼が、現在、3本。一つは連休前が締めきり、あとの二つは5月中」とあったが、すべて予定通りに進められた。2017年度ということでは、まだ2本の論文執筆を行わなければならない。

 以上のように見ると、きわめて忙しい一年であったが、大きな停滞や変更もなく、研究を進めることができたと思われる。

 また、研究自体ではないが、大学の研究室の蔵書などの整理も長期計画でスタートし、一年目としては、まずまずの量の整理を行うことができた。広くなったスペース分だけ、さまざまな作業がしやすくなったのが助かる。
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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