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キリスト教思想の焦点としての言語2

 前回は、哲学における言語論の基礎となる内容を扱った「大全」を紹介しましたが、同様に、分析哲学の議論に中で、言語論を扱ったものとして、次の文献が挙げられます。いずれも、分析哲学全体の文脈と展開に、言語哲学関連の論考を配置したものです。刊行時期についても、「大全」とほぼ同じです。

神野慧一郎編
『現代哲学のフロンティア』
勁草書房、1990年。

Ⅰ 知識論
Ⅱ 言語哲学
   第四章 意味とコミュニケーション (伊藤邦武)
   第五章 指示と意味 反フレーゲ的意味論の展開 (美濃正)
Ⅲ 心の哲学
Ⅳ 方法論

神野慧一郎編
『現代哲学のバックボーン』
勁草書房、1991年。

Ⅰ 分析哲学の源泉
Ⅱ 分析哲学の台頭
   第一章 ラッセルとムーア 言語哲学の台頭 (土屋純一)
   第二章 論理実証主義 (土屋盛茂)
   第三章 ウィトゲンシュタイン (伊藤邦武)
   第四章 日常言語学派の哲学 (飯田賢一)
Ⅲ 最近の展開
   第二章 意味論 (美濃正)

 こうした議論は、キリスト教思想で、言語を論じる際の前提的な基礎であり、隠喩論やテキスト論、そして宗教的実在論は、分析哲学系の精密な議論を参照する必要がある。
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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