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『学術の動向』から

『学術の動向──科学と社会をつなぐ』 2019. 5 (日本学術会議)が届きました。
 連休が終わり、大学は授業を始め、さまざまな業務が正常化し、いつもの日々が戻ってきました。しかし、寒暖の差が大きい点は、引き続き続いていますので、体調の管理は大変です。学生の中には、体調不良の方が散見されます。
 さて、今回は、二つの特集ですが、どちらも、宗教研究に直結というわけではありませんが、無関係でもありません。特に最初の特集は、現代人にとっての関心事です。

【特集1】「認知症の診断・治療と心理学の役割」
 宗教倫理学会では、2019年度の研究プジェクトテーマとして、「心」を取り上げていますが、宗教倫理における心の問題は、認知症を視野に入れ、神経心理学をも参照する必要があるのかも知れません。

・「認知症医療に心理学が果たすべき役割」
 (岩原昭彦)
・「認知症医療における神経心理学的視点と心理的サポートの重要性」
 (池田学)
・「認知症医療における心理学の過去・現在・未来を考える」
 (八田武志)
・「神経心理学的症候のとらえ方」
 (小森憲治郎)
・「認知症の人の意思決定支援における心理学への期待」
 (成本迅)
・「認知症ケアで大切なこと──介護場面における「ケア対コントロール」と日常会話」
 (佐藤慎一)
・「語られないこととの理解──認知症の残存機能」
 (緑川晶)
・「医療に貢献する心理学教育・研究の考え方」
 (平井啓)

 「介護場面における「ケア対コントロール」と日常会話」、「語られないこととの理解」。きわめて重要な論点である。


【特集2】「学術を発展させる法人制度を目指して──公益法人制度10周年」
・「公益法人改革10年──学協会の課題と日本学術会議の対応」
 (米田雅子・菱田公一)
・「日本学術会議提言内容と残された検討課題」
 (池田駿介)
・「新公益法人制度発足10年の公益認定等委員会の振り返り」
 (惠小百合)
・「公益法人制度10周年と今後の法人改革のあるべき姿」
 (雨宮孝子)
・「社会の中の学協会と学術の発展──公開シンポジウム意見・討論から」
 (谷口隆司)
・学協会に係る法人制度──運用の見直し、改善等について (提言要旨)

 制度改革というものに、検証は不可欠である。学会の周辺で、法人化が問題になったことを思い起こす。

 そのほかに、次の記事が掲載。
・「学協会の今──社会に向き合う8」:
 「公益社団法人 日本地球惑星科学連合の活動」
 (川幡穂高・田近英一)

・提言・報告要旨2本
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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