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中世哲学研究21

 昨日のブログ記事でお知らせしていましたように、「中世哲学研究」では、しばらくの間、修道制、神秘主義といったーマに関わる文献を取り上げます。実際、修道制は古代と中世、そしてさらにその後の思想展開において大きな位置をしめており、特に中世の前半は、学問研究の中心的な拠点的な役割を果たしました(その後、中世の大学の出現によって知的状況は大きく変わることになります)。
 まず、修道制について、入門的な文献。

・今野国雄
 『修道院』
 近藤出版社、1971年。
・今野國雄
 『修道院──祈り・禁欲・労働の源流』
 岩波新書、1981年。
・朝倉文市
 『修道院──禁欲と観想の中世』
 講談社現代新書、1995年。

 また、修道院が異端運動ともしばしば関わり合いを持ったという点では、異端研究も、重要になる。ここでも、入門的、古典的なものを挙げておきたい。

・H・グルントマン
  『中世異端史』
 創文社、1974年。
・堀米庸三
  『正統と異端──ヨーロッパ精神の底流』
 中公新書、1964年。 

 これらの文献の背後には、膨大な専門研究が存在する。特に、この半世紀の中世研究の大きな進展は、中世哲学研究でも、参照すべきものである。
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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