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中世哲学研究22

 前回は、修道制に関わる入門的な文献を取り上げましたが、新しい専門研究として、次のものが挙げられます。

戸田聡
『キリスト教修道制の成立』
創文社、2008年。

序言

第一部 修道制をめぐる諸論点
  第一章 「最初の隠遁者テーバイのパウルス」は実在したか?
  第二章 『アントニオス伝』の史料価値をめぐって
  第三章 無学な修道者アントニオス?──初期修道制研究の一動向
  第四章 キリスト教修道制の成立とマニ教──エジプトとシリアの場合
  第五章 エジプトにおけるキリスト教修道制の成立をめぐる覚書
  第六章 ローマ期エジプトにおけるキリスト教の普及をめぐって

第二部 キリスト教修道制の成立
  第一章 『師父たちの金言』とポントスのエウアグリオス
  第二章 古代末期におけるキリスト教修道制の成立
  第三章 キリスト教修道制をめぐる諸論点の詳論

補論 初期修道制と「主知主義」
  第一章 ブルーシス主義と修道制
  第二章 なぜエウアグリオを秘教的だったか?

あとがき

文献略記号
索引(研究者人名/事項等)

 繰り返しになるが、修道制の研究はキリスト教研究また中世哲学研究の前提に属するものである。
 本ブログとの関わりでは、以前に詳細なメモを連載した、アガンベン『いと高き貧しさ──修道院規則と生の形式』も取り上げられるべきかも知れない。
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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