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中世哲学研究26

 中世哲学研究との関連で、修道制や神秘思想に話が及んできていますが、修道制・神秘思想は、ラテン世界(西方キリスト教)に限定されたものではなく、その前提に、そしてそれと並行したキリスト教の文脈が存在します。こうした点で、まとまった研究を展開している日本の研究者の文献を取り上げます。

久松英二
『祈りの身心技法──十四世紀ビザンツのアトス静寂主義』
京都大学学術出版会、2009年。

久松英二
『古代ギリシア教父の霊性──東方キリスト教修道制と神秘思想の成立』
教文館、2018年。

 日本にも、こうした研究領域における優れた研究がなされていることは、中世哲学研究との関連ぬとどまらず、意義深いことである。
 なお、久松さんは、オットー『聖なるもの』の翻訳(岩波文庫の新訳)という重要な仕事も行っている。
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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