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本日のボンヘッファー

次の文献より、ボンヘッファーの言葉を引用します。

マンフレート・ヴェーバー編
『信じつつ祈りつつ──ボンヘッファー短章 366日』
新教出版社、1997年。

「弱い者が強い者を必要とするだけではなく、強い者もまた弱い者なしには存在しえない。弱い者を排除すれば、それは交わりの死である。」
(8月4日)

 強さと弱さというテーマは、パウロにも見られるものであり、キリスト教思想のさまざまな文脈で問題になるものです。ここでボンヘッファーは、強い者と弱い者との「交わり」について述べていますが、その意味で、強さと弱さは関係概念と言うべきかも知れません。あるいは相関的な相対的概念とも言えます。
 しかし、そもそも、強さあるいは弱さとは、何を意味しているのでしょうか。信仰や神観念について、しばしば、強弱や大小が問題になることがありますが、これらは、問われるべき事柄を論じるために設定された対比であって、その適切性が問われるべきでしょう。
 今日も、京都は38度の猛暑という予報ですが、この時期は、身心の弱さを感じる頃であり、一日を元気に過ごしたいものです。 
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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