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植民地研究

 日本の近代史においては、キリスト教との関わりでもさまざまな注目すべきテーマ(出来事・事項)が存在します。そのひとつして、大日本帝国期の日本による植民地に関わる問題が挙げられます。今回は、教育・宗教という観点から、植民地朝鮮を分析した歴史研究を取り上げたいと思います。

樋浦郷子
『神社・学校・植民地──逆機能する朝鮮支配』
京都大学学術出版会、2013年。

序章
第一章 神社参拝の回路を拓く
       修身教科書授与奉告祭・勧学祭
第二章 信仰へと引き込む
       朝鮮神宮における大祓式
第三章 授業日も日参させる
       モデルとしての朝鮮神宮夏季早朝参拝
第四章 地域で神社を維持管理させる
       神祠設置と学校の役割
第五章 学校内で神社を創る
       神宮大麻と学校儀式空間
補論 神職会会報というメディア
       朝鮮神職会会報『鳥居』について
結論 

<資料1> 朝鮮神宮神職一覧
<資料2-1> 本書関連事項年表
<資料2-2> 本書関連人物年表
<資料3> 朝鮮神職会会報『鳥居』見出し一覧

あとがき
主要参考文献目録
索引

 博士論文をもとにした充実した研究書である。著者の思いが伝わる記述である。
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プロフィール

LogosOffice

Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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