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宗教倫理学会一泊研修の報告

 今回の一泊研修は、雨にあいましたが、予定のプログラムが無事に行うことができました。大変、充実した研修会となりましたことついて、研修の準備をしていただいた方々、研究発表いただいた方々、また会場をお貸しいただいた高野山大学の関係のみなさまに、お礼いたします。
  
 とくに、一日目に研究発表いただきました、奥山直司(高野山大学教授)先生の「南方熊楠における〈心〉」は、印象に残りました。以下、観想をメモ的に記載します。

・南方熊楠は、知的巨人とよばれるのにふさわしいスケールの思想家ですが、<心>という焦点から見えてくるのは、東西の思想を縦横に参照し(仏教思想、カバラ、神智学・・・)、科学的な思考・実践する(粘菌研究)という態度であり、おそらく、その全体的な特徴は博物学的(収集し、分類し、類似性に注目して一つの構図にまとめる)な思考方法と言ってよいだろう。

・心は、原理から万物の生成(流出)と原理への帰一(解脱)という二つのプロセスにおいて、捉えられる。

・近代日本における思想家たちの相互交流における熊楠の位置。

・南方マンダラ。二つを合わせれば、万物と自己との関係と言えるか。
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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