FC2ブログ

キリスト教思想の焦点としての言語49

 象徴論、言語論、記号学といった文脈において、注目に値する研究者は少なくない。その中でも、取り上げるべき思想家の一人として、トドロフを挙げることができるであろう。わたくしの研究室には、トドロフ関連の文献が多く所蔵されているわけではないが、次のものが手元に存在する。

1.ツヴェタン・トドロフ
『象徴の理論』
法政大学出版局、1987年。

2.ツヴェタン・トドロフ
『象徴表現と解釈』
法政大学出版局、1989年。

3.T・トドロフ
『小説の記号学──文学と意味作用』
大修館書店、1974年。

4.Tzetan Todorov,
Roétique de la prose. choix, suivi de Nouvelles recherches sur le récit,
Seuil, 1971.

 特に、「1」と「2」には、教えられる点が多くあった。「1」では、西欧の記号学・修辞学の歴史が古代から現代までたどられる。その中ではアウグスティヌスが取り上げられ、またロマン主義についての議論は詳細である。「2」は、象徴理論と解釈(解釈の戦略)の二部構成になっているが、第二部では、キリスト教教父、シュライアマハーも取り上げられている。キリスト教研究の視点から見ても、重要な研究者と言えるだろう。
スポンサーサイト



プロフィール

LogosOffice

Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Translation(自動翻訳)
FC2カウンター
カレンダー
10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR