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2019年を振り返って(研究)

 本日は、2019年最後の日であり、1年を振り返るにふさわしい時と言える。とくに、この1年に自分が行った研究について、振り返ってみたい。決して、満足できるというほどのものではなかったが、いくつかのまとまった形を残すことはできかようにも思われる。

1.著書
・『東アジア・キリスト教研究とその射程──無教会キリスト教を中心に』(三恵社、2019年)が刊行された。
 これは、『近代日本とキリスト教思想の可能性──二つの地平の交わるところ』(三恵社、2016年)、『東アジア・キリスト教の現在』(三恵社、2018年)と合わせていわば三部作を成すものであり、日本・東アジアのキリスト教に関連したこれまでの研究の中間的なまとめとして位置づけられる。
 次の関連する研究テーマはどうなるだろうか。さしあたり、賀川豊彦について取り組みつつあるが。
・連載「現代神学の冒険──新しい海図を求めて」(『福音と世界』2016.10-2019.5)が32回で完結。
 これは現代神学に関連したこれまでの研究の一端を展開したものであり、今年度中に加筆修正の上、単行本として刊行される見通しである。

2.論文
・「現代科学とキリスト教──人格概念の再考」(京都大学キリスト教学研究室『キリスト教学研究室紀要』第7号、2019年、3月、pp.1-15)。
・「現代日本における殉教論と歴史的記憶」(アジア・キリスト教・多元性研究会『アジア・キリスト教・多元性』第17号、2019年、3月、pp. 35-46)。
・「フクシマ以降のキリスト教思想の可能性」(京都哲学会『哲学研究』604号、2019年、pp.1-22)。これはすでに印刷納品されているはずであるが、会員への送付はまだである。

3.口頭発表あるいは一般講演
・「聖書的信仰と科学技術」(奈良高畑教会・社会生活を考える公開講座「科学技術時代を生きるキリスト者・信仰者」第一回)
 2019年9月29日、奈良高畑教会にて。
 これはシリーズとして企画され、次回は2020年3月29日。

4.そのほか
・『キリスト教大事典』(教文館)の執筆分担項目の執筆。
 分担項目は原稿を完成し、すでに教文館に送付済み。
 これが一段落つくと、次は、『命題コレクション』(日本キリスト教団出版局)と『キリスト教文化事典』(丸善出版)がまっています。こちらは、来年度が締めきりです。
・日本基督教学会『日本の神学』58号、2019年9月。
書評:菊地順『ティリッヒと逆説的合一の系譜』(聖学院大学出版会、2018年)
・『本のひろば』2020.1、pp.14-15。
書評:ヴルフハルト・パネンベルク『組織神学 第一巻』(新教出版社、2019年)
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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