FC2ブログ

現代宗教学の基本文献7

 ジェイムズについての研究書、まずは、日本語のものを紹介します。一冊の研究書の中でジェイムズについてもまとまった議論を行っているものなどを考えれば、かなりの数の文献を取り上げる必要がありますが、わたくしの手元にある、全体がジェイムズ研究と言えるものとしては、次のものがあります。

伊藤邦武
『ジェイムズの多元的宇宙論』
岩波書店、2009年。

プロローグ

第Ⅰ部 科学から宗教へ
 序章 理性と境を接するもの
 第一章 『心理学原理』からの出発
 第二章 多重人格と心霊研究

第Ⅱ部 そして多元的宇宙のヴィジョンへ
 序章 神秘──理性と野生の音楽としての
 第一章 純粋経験の世界
 第二章 多元的宇宙

エピローグ



チェールズ・テイラー
『今日の宗教の諸相』
岩波書店、2009年。

まえがき
第1章 ジェイムズの『宗教的経験の諸相』
第2章 「二度生まれ」
第3章 今日の宗教
第4章 ジェイムズは正しかったのか

原注
訳註
訳者あとがき

 テイラーのジェイムズ論は、ジェイムズ専門研究という分類ではないかも知れないが、ジェイムズ論としても明晰であり、ジェイムズの現代的意義をよく論じている。この訳者の一人が、一冊の著者であり、伊藤さんは、すでに紹介の『純粋経験の哲学』(岩波文庫)の訳者である。

 また、ジェイムズ研究としては、冲永宜司『心の形而上学──ジェイムズ哲学とその可能性』(創文社、2007年)が存在するが、同著者による、次の著作も、第二部は、ジェイムズ論となっている(第一部はベルグソンが、第三部は西田幾多郞が中心)。

冲永宜司
『始原と根拠の形而上学』
北樹出版、2019年。
スポンサーサイト



プロフィール

LogosOffice

Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Translation(自動翻訳)
FC2カウンター
カレンダー
12 | 2020/01 | 02
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR