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アガンベン・メモ(b7)

1・6

 ウーシアについての『カテゴリー論』の議論が続きますが、第一ウーシアと第二ウーシアとの関係は、ここが最も分かりやすい説明になっています。

「ウーシア[実体]の基本的規定の第一位性」
「第一ウーシア」「言語活動のなかでは固有名詞か直示的代名詞によって表現される」
「《最も本来的な意味で、第一にそしてなによりもまず》ウーシアである。というのも、それは基体化の、言語活動における存在の、限界点であり、それを超えてはこはや名づけることも述語することも意味することもできず、ただ指すことができるにすぎないからである。」「このもの(tode ti)」

「第一ウーシアはつねに《アトム[個的で分割不可能なもの]にして数的に一であるもの(atomon kai hen aritmoi)》を明示するからである。これにたいして、第二ウーシア、たとえば「人間」とか「動物」は、《むしろなにかこれこれ様のものを意味する。なぜなら、基体[根底に横たわっているもの]は第一ウーシアのように一つではなく、「人間」にしても「動物」にしても、多くのものどもについて述語されるからである。」
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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