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ワークショップを終えて

 本ブログでもお知らせしておりましたように、昨日、ワークショップが行われました。こじんまりした会でしたが、発表が充実しており、また活発が質疑がなされ、収穫の多いワークショップとなりました。運営に関わったみなさま、ご苦労様でした。

 さて、ワークショップは、「太平洋地域」「キリスト教」「資料・活用」というキーワードで、さまざまな視点からの発表が行われました。19世紀のジャーナル記事や自伝をコーパス化して、19世紀の英文法について分析するものから、宣教師やキリスト教関係者動向を詳細に分析するものまで、「資料」をめぐって議論がなされましたが、特に、わたくしにとって興味深かったのは、「自治・自養(自給)・自伝」という三つの基本方針による宣教がハワイ宣教で確認できたことです。

 この三つの宣教基本方針は、19世紀型のキリスト教宣教が20世紀へと展開する際のポイントとなるものですが、それが、アメリカン・ボードの宣教において確認できるということは、こうした宣教の基本方針がどのような仕方で生まれ共有されるようになったのかを理解する上で、重要な手がかりになるように思われます。
 わたくしは宣教史の専門ではありませんが、20世紀のキリスト教の動向を論じる上でも、きわめて興味深い問題であり、それについて、今回のワークショップから一つのヒントが得られたものと思います。

 さまざまな専門分野の研究者が集まって討論する機会は、貴重であり、これから研究者をめざす方々には、その点に留意いただくとよいと思います。
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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