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現代宗教学の基本文献29

前回はウェーバー研究として、柳父圀近の研究書を紹介したが、紹介した2冊の文献のちょうど中間の時期の研究書を忘れていたので、追加しておきたい。

柳父圀近
『エートスとクラトス──政治思想史における宗教の問題』
創文社、1992年。

緒言 政治思想史における「魔術からの解放」

Ⅰ マックス・ウェーバーにおける政治と宗教
   ──Gemeidereligiositätと政治権力
Ⅱ 「専制神」と「解放のゲマインデ」
   ──ヤハウェスムスの精神構造
Ⅲ ウェーバーとトレルチ
   ──宗教社会学とドイツ精神史
Ⅳ 価値合成性と目的合理性
   ──プロテスタンティズム論における観点の交錯
Ⅴ マックス・ウェーバーの大統領制論
   ──「指導者民主主義」問題とエートス問題の乖離 
Ⅵ パウル・ティリッヒの政治思想
   ──「ユートピアの精神」と「ウルシュプルング神話」の間
Ⅶ 「原初物語」と社会有機体説
   ──マックス・ウェーバー研究の視座から
Ⅷ 天皇制伝統と政教分離
   ──精神と国家の成人性

あとがき
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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