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今年のイースター

 本日は、イースターであり、例年は、所属の奈良の教会(奈良高畑教会)に向かいつつあるころである。しかし、今年はコロナウィルスの感染拡大により、3月後半から、奈良の教会も、礼拝は、牧師と司式長老のみで行われ、ほかの教会員は、それぞれの場所で、たとえば、家庭礼拝を行うということになっている。先週からはYou Tubeで礼拝が配信されており、本日もインターネットを通して同時刻に礼拝に参加する(?)ことになる。You Tubeを通したイースター礼拝という初めての体験である。

 大学で言えばオンライン授業、あるいはテレワークであり、オンライン礼拝が神学的に何を意味するかは、興味深いテーマである。わたくしも、以前から、「情報と宗教」という問題設定で、礼拝(一般化すれば、儀礼)が、どの程度インターネット上に移行できるか、その意味で情報化できるかについて、授業など取り上げてきた。私見では、これは、「自然」とそれを基盤とした関係性が、人間存在にとっていかなる意味をもつのか、そしてそれが変容するときに何が生じるのか、という問いに関わっており、本格的な思索と議論が共有されるテーマである。

 さらに言えば、伝統的に「霊とモノ」「魂と身体」というカテゴリーに対して、情報はいかなるリアリティとして位置づけうるのか、ということになる。したがって、イースターに関連付ければ、キリストの復活とは、いかなるリアリティなのか、ということに他ならない。これは、19世紀の聖書学の進展がもたらした問いの一般化でもある。
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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