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現代宗教学の基本文献43

 今回より、ユング研究書の紹介に移ります。
 まずは、前回にユングの邦訳の訳者として登場いただいた、林道義のユング研究です。林さんは、ウェーバー研究者でもあり(こちらが専門?)、ユングの方法論、とくに「元型」概念について、議論を展開しています。ウェーガーで言えば、理念型の問題がこれに関連しますが、その背後には、カントの批判哲学と実在論との関わりという哲学的な問いが控えています。ユングを専門にしない者がユングがいったい何を行っているのかを理解する上で、参考になります。

林道義
『ユング心理学の方法』
みすず書房、1987年。

はしがき

ユング心理学の方法
  一 主観的認識論と経験科学の立場
  二 ユング心理学における理念型
  三 無意識からの自由──ウェーバー「価値自由」論との比較
  結語

付論
ユングの「元型」をめぐって

あとがき

 その後、ユング心理学の研究において、こうした方法論をめぐる議論はどうなっているのだろうか。


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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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