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現代宗教学の基本文献44

 昨日は、ユング研究として林道義の文献を取り上げました。その中で、批判的に検討されていたユング研究にヒルマンの元型心理学があります。今回は、こちらを紹介します。
 まずは、ずばりのものとして。

ジェイムズ・ヒルマン
『元型心理学』
青土社、1993年。

元型心理学
  1 元型心理学の源泉
  2 イメージと魂──心の詩的な基礎
  3 元型イメージ
  4 魂 アニマとトリック 魂と神話
  5 魂、メタファー、ファンタジー
  6 魂と精神
  7 ソウル=メイキング
  8 死と垂直的方向
  9 文化的位置──北と南
 10 多神論的な心理学と宗教
 11 精神病理
 12 治療の実際 感情
 13 エロス
 14 人格理論──人格化
 15 伝記的ノート

訳註

頂上と谷──心理療法と精神的訓練の違いと精神の区別

原註
訳註

ユング/ヒルマンの元型心理学 (河合俊雄)
 一 元型心理学の位置づけ
 二 魂の存在論
 三 世界の魂
 四 心理療法
 五 今後の問題点



訳者後書き
「元型心理学」参考文献
ジェイムズ・ヒルマンの全論文著作リスト(一九九二年九月現在)

 決して、大著ではないが、元型心理学の概要を理解するには適当。
 しかし、ヒルマンということでは、わたくしなどは、次の文献の方が印象に残っている。自殺論として一読しても良い文献である。

ジェームズ・ヒルマン
『自殺と魂』(ユング心理学選書4)
創元社、1982年。 

序にかえて(一九六四)
スプリング社版への序 (一九七六)

第一部 自殺と分析
 第一章 問題 
 第二章 自殺の予防──社会学、法律学、神学および医学の見解
 第三章 自殺と魂
 第四章 死の体験
 第五章 自殺の危機との出会い

第二部 分析の挑戦
 第六章 医学、分析、そして魂
 第七章 用語の問題
 第八章 英雄としての癒し人
 第九章 病理学的偏向
 第十章 診断と分析的対話
第十一章 希望すること、成長すること、そして分析過程
第十二章 医学的秘密と分析的神秘

訳者あとがき
参考文献
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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