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アガンベン・メモ(b35)

3・7
 さらにスコラ哲学における議論を整理する。

「本質と現実存在の関係を定義」「これらの区別は個体化の原理の問題において臨界量に達する。」
「トマスとスコトゥスからカエターノとスアレスにいたるまでのスコラ哲学の伝統」
「個別的現実存在は本質になにものかを付加するという点にかんしては全員がこの見解に譲歩」

「食い違いは両者の差異と関係の定義の仕方にかかわる」
「二つの立場」
「ガンのヘンドリクス」「本質と現実存在のあいだの」「あらゆる実在的な相違を否定する」
「トマス・アクィナス」「質料的被造物においては、本質と現実存在、共通の本性の代示されたものは実在的に相違している」

「これら二つの立場のあいだ」「第三の立場」
「スコトゥスのテーゼを発展させて、スアレスのうちにおそらく最も完成された言明を見いだす」
「被造物のなかにあって個体は本性に本性とは区別されたかにものかを付け加える。しかしまた、個別的現実存在はある事物が別の事物から区別されるようには」「本質から区別されない。」
「個別的現実存在のこの特別な身分を定義するためにこそ、やがて「様態」および「様態的差異」といった概念が登場してくることになるのだった。」

 「様態」の位置はかなりはっきりしてきた。次は、その中身となるが、それはこれからの議論。スコラの論争はさらに複雑になる。
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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