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現代宗教学の基本文献47

 ユング研究で、キリスト教思想の観点で、わたくしとってもっとも印象的な研究と言えば、湯浅泰雄の一連の研究を挙げることになります。ここでは、次の三冊を取り上げたいと思います。

湯浅泰雄
『ユングとキリスト教』
人文書院、1978年。

序論 ユング心理学と宗教経験の世界
第一章 原始キリスト教
第二章 グノーシス主義
第三章 正統と異端
結び 西洋精神史の光と影


あとがき

 これは、ユングにわたくしが関心をもつようになったきっかけとなった文献である。

湯浅泰雄
『ユングとヨーロッパ精神』
人文書院、1979年。

序論 西洋精神史における伝統と近代
第一章 錬金術の運命
第二章 深層の近代精神史
第三章 現代ヨーロッパの危機
結び 深層心理学が目指すもの


あとがき

 これは、先の著作の続編というべきものであり、わたくしは、先の著作に続けて当然読むことになった。こちらの方は、わたくしの専門領域により近い問題を扱っており、熟読することになった。


湯浅泰雄
『歴史の神話の心理学』
思索社、1984年。


Ⅰ 神話の心理学と社会学
第一章 神話の心理学
第二章 英雄と女性原理
第三章 呪と医の心理と論理

Ⅱ 神話から歴史へ
第四章 神話における笑い
   ──神話的心性の原点を求めて
第五章 神々の変容
第六章 歴史における神話的心性

 この著作は、宗教学の講義を担当するようになり、大きな示唆を受けた文献である。
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プロフィール

LogosOffice

Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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