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現代宗教学の基本文献48

 日本でユング研究と言えば、この人物を外すことはできません。しかし、わたくしの蔵書には、以外にその著作は少なく、すぐに確認できるのは、次の2冊です。購入は、ほぼ同時期のようです。

河合隼雄
『ユング心理学入門』
培風館、1993年。

はしがき

1 心の現象学  2 フロイトとアドラー  3 タイプ  4 コンプレックス  5 個人的無視式と普遍的無意識
6 心像と象徴  7 夢分析  8 アニマ・アニムス  9 自己   10 心理療法の実際  11 東洋と西洋の問題

付録 ユング派の分析の体験
『ユング全集』一覧
索引

 コンパクトなよい入門書、二段組みで、要領よくぎっしりつまった感じ。


河合隼雄
『ブックガイド心理療法 河合隼雄が読む』
日本評論社、1993年。

 河合隼雄が、連載(『こころの科学』)のエッセイに手を加えてまとめられたエッセイ集であり、取り上げられる文献は多岐にわたっている。
 あとがきで、次のように述べている。

「京都大学を去るにあたって、『心理療法序説』という書物を上梓し、筆者のそれまでの考えをまとめて世に問うたが、本書はそれを裏打ちしているとも、内幕を見せているともいえるような感じがした。」(200)

 ということであれば、河合隼雄のユング理解にとって、このエッセイ集も一定の役割を果たしていると言えよう。
 しかし、この2冊ということからわかるように、わたくしは河合隼雄の良き読者というわけではなかった、ということなるだろう。
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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