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現代宗教学の基本文献52

 ユング心理学と宗教を繋ぐテーマはいくつか考えられるが、その一つは、神話解釈であり、日本においては、日本神話をどのように読むのかが問題になる。さらには、心理療法との関わりもはずせない。その点で、わたくしが参照したのは、次の文献。

織田尚生
『ユング心理学と日本神話──王権の心理学』
第三文明社、1990年。

第1章 神話と心の危機
第2章 混沌と退行
第3章 中心への集中と天地を結ぶ橋
第4章 海中撹拌と周回の神話
第5章 国生み神話と地下の世界
第6章 地上と地下領域の分離、そして太陽神の誕生
第7章 太陽神話と投影の心理学
第8章 複数太陽に関する神話
第9章 中心における死と再生
第10章 天界における至上神の成立
第11章 地上および地下領域の変容と地上の王権の成立
第12章 コスモスの完成と変容の限界

あとがき

ユング心理学と著者の研究 (カール・マイヤー)

索引

 この著作のおもしろさは、ユング研究と日本神話という組み合わせだけでなく、宗教学の諸理論(たとえばエリアーデ)との関連付けがさまざまに考えられる点である。
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Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、内容的にこの科研のテーマ(「自然神学・環境・経済」)に限定されない諸問題を扱うことが多くなったため、本ブログのタイトルと趣旨を変更したいと考えました。新しいタイトルは「自然神学・宗教哲学・自然哲学」となります。もちろん、これまで同様にさまざまな問題を取り上げます。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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