宗教と科学、そして民主主義

 宗教と科学というテーマが自然神学という形において展開することは、おそらく理解しやすいとして、本ブログのように、それが社会科学などの諸学問領域に拡張されるということについては、依然として説明が必要であろう。それをかんがえるうえでの手がかりは、宗教も科学も一つの社会的活動であり、それゆえ、政治や経済と密接に関わるという点にある。したがって、宗教と科学は民主主というテーマとも重なりうるのである。
 今回紹介の文献は、以上のような問題意識に直接関わるものであり、本ブログの観点からもきわめて興味深い。そして、この社会的活動、公共性、民主主義と言った議論の基盤になるのが、ハンナ・アーレントなのである。本書をアーレント論として読むならばどうなるだろうか。

Lisa L. Stenmark,
Religion, Science, and Democracy,
Lexington Books, 2013.

Introduction
Chapter One: Religion, Science, and the "Culture Wars"
Chapter Two: Science, Neutrality, and Public Life
Chapter Three: Authority
Chapter Four: The Art of Distinctions
Chapter Five: Religion, Science, and Politics
Chapter Six: Religion and Science as Social Activities
Chapter Seven: Beyond Doctrines and Discoveries
Chapter Eight: A Disputational Friendship

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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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