研究計画に向けて

2014年度の研究計画は、これから、3月にかけて考えることになるが、そのための準備として、2013年度の研究論文から今年度の研究状況を分析しておきたい。

2013年度の研究は、論文という点から、次のようにまとめられる。

A.刊行済み
1.「キリスト教にとっての仏教の意味──近代日本・アジアの文脈から」
      日本近代仏教史研究会『近代仏教』第20号、2013年6月、7-19頁。
2.「科学技術の神学にむけて──現代キリスト教思想の文脈より」
      日本宗教学会『宗教研究』第87巻、377-2、2013年9月、31-53頁。
3.「現代キリスト教思想における自然神学の意義」
      京都哲学会『哲学研究』第596号、2013年10月、1-23頁。

B.印刷中から草稿完成まで(掲載確定の論文)
4.「キリスト教史における無教会の意義」(献呈論文集のため、初校終了)
5.「アガペーとエロース─ニーグレン・波多野・ティリッヒ─」
   (『基督教学研究』33号に掲載予定、原稿送付済み)
6.「現代の思想状況における宗教研究の課題─キリスト教研究の視点から」
   (昨年の日本宗教学会・学術大会での講演の論文化、草稿完成)

C.今年度中に草稿作成し掲載まで至るべきもの(掲載の可能性あり)
7.「脳神経科学とキリスト教思想」
   (昨年の筑波大学・哲学思想学会講演の内容を論文化する予定)
8.「内村鑑三の非戦論」(2013年度の演習に基づく論文)

 本ブログとの関連性で言えば、2と3は「科学技術論・原発」が、6と7は「脳神経科学」がテーマであり、ブログの研究テーマに直接関わっている。また、8の非戦論もブログのテーマと十分に関連づけることが可能。「1」は2012年度の学術大会シンポジウム発表の論文化でありテーマ的には本ブログとはやや距離がある。「5」も基本的には本ブログのテーマとは異なった研究テーマの基本的には属しているが、「愛」というテーマは、脳神経科学と接点がないわけではない。

<分析>
・以上から、学会に関連した研究発表が論文化されることが少なくないことが明かであり、これは研究が講演やシンポジウム発題などの外的な要求に応じた内容になりがちであることを意味する。しかし、そのわりには、本ブログの研究テーマにかなり即した一定程度の関連性のある研究が行われたと言ってよいのではないだろうか。
 ちなみに、2014年度も、すでに学会関連で2つの講演・発題を行うことが決まっており、そのうち一つは、「宗教と科学」の関係論についてであって、本ブログのテーマの範囲内である。もう一つはどうなることやら。
・書きためてきた論文を著作にまとめ上げるには、仕事を整理し、集中的な仕事をする時間を確保することが必要であり、これが2014年度の課題である。夏あるいは特殊講義、そしてこれら両方。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

LogosOffice

Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Translation(自動翻訳)
FC2カウンター
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR