古代地中海世界の宗教

 キリスト教をその成立の起源において理解するには、古代地中海世界の歴史的背景が重要になる。この歴史的背景を背景に関わる研究は、20世紀に大きく発展した分野であり、それまでのいわば常識的な見解が問い直された事例も少なくない。以上の点で、古代地中海世界の宗教状況は、聖書の思想内容を論じる上で不可欠の前提知識に属するものであり、キリスト教思想研究においても一定の知識が必要である。もちろん、こうした分野をフォローするのはそれ自体大変なことではあるが、次のような文献は、手引きとして有用である。

Barbette Stanley Spaeth(ed.),
The Cambridge Companion to Ancient Mediterranean Religions,
Cambridge University Press, 2013.

List of Illustrations
List of Contributors

Introduction (Barbette Stanley Spaeth)

Part I
1 Egypt(Emily Teeter)
2 Mesopotamia(Beate Pongratz-Leisten)
3 Syria-Canaan (Shawna Dolansky)
4 Israel (Mayer I. Gruber)
5 Anatolia (Billie Jean Collins)
6 Iran (W.W.Malandra)
7 Greece (Jennifer Larson)
8 Rome (Celia E. Schultz)
9 Early Christianity (H. Gregory Snyder)

Part II
10 Violence (Bruce Lincoln)
11 Identity (Kimberly B. Stratton)
12 The Body (Elizabeth A Castelli)
13 Gender (Ross Shepard Kraemer)
14 Visuality (Robin M. Jensen)

Index

 前半の第一部は、時代と地域による区分であり、意外な構成ではない。面白いのは、後半第二部のトピックスの設定である。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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