キリスト新聞から

 キリスト新聞(第3303号、2014.3.1)が届きました。
 第一面の論壇は、内藤留幸さんの「建国記念の日に思う」です。「建国記念日」の根拠は神話ですが、まさにこの「神話」が問題なわけです。神話とはそれを指摘して消滅するような存在ではありません。むしろ、人間存在の根本に関わる事柄と考え取り組む必要があると思われます。
 本号の第一面は、この「建国」「天皇」「靖国」に関わる記事が目立ちます。

<第一面>
・「各地で「2・11集会」 〝「信教の自由」を守ろう〟 国家、天皇、教会の歴史検証」
 2月11日に全国各地で行われた「信教の自由を守る日」の集会から、在日本勧告YMCAアジア青少年センターによる「なくせ! 建国記念の日許すな! 靖国国営化 2・11東京集会」から、岡田明さんの講演「歴史から見た〝天皇キャラ〟と日本の人々」(高校教科書における天皇、実証的でない、ファンタジーに過ぎない)が、また椎名協会での「2・11信教の自由セミナー関東地区集会」における安藤肇さんの講演「改憲の危機に際して」(1944年日本基督神学専門学校に入学した当時の体験から)が、さらに、日本バプテスト連盟湘南台バプテスト教会での「信教の自由を守る日集会」における加藤誠さんの講演「いま、バプテストとして生きる」(時代の変化の中で、バプテストの源流に遡って、信教の自由や教会と国家について検証)が、紹介された。

<第二面>
・「日本クリスチャン・アカデミー関西セミナーハウス●修学院フォーラム」
 「福島原発事故を原点に据えて、日本と世界の歩むべき方向を探る」
 1月12日~13日の、関西セミナーハウス修学院きらら山荘で「エネルギー問題について考察する」セミナーの記事。今回は第一日目に姜尚中さんが講師として「混成型共生社会の可能性」の講演を行われ、第二日目に上山修平さんが講演「今、聖書から問う──核利用の根にあるもの」を行った。出席は78人とのこと。

<第三面>
・「中央アフリカK情話国の宗教間対立 「平和の回復と共存のために尽力を」UNHCRが声明」
 キリスト教とイスラームの対立という現実がアフリカの人々を脅かしている。この対立の現実を構成しているものは一体何か。

・「世界福音同盟 今秋のソウル総会を延期」
 韓国の福音派諸教会の対立は深刻ということ。

・「無人攻撃機使用を批難 WCC」
 無人攻撃機の完全自動化が進みつつある。SF的悪夢が現実になる。

<第四面>
・「ただいま 読書中」
 今回の本の紹介コーナーでは、本ブログでも取りあげた『原子力発電の根本問題と我々の選択──バベルの塔をあとにして』(新教出版社、2013年)が紹介されている。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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