宗教と戦争

 現実の宗教を論じる上で、戦争は重要な問いとなる。宗教が現実の問いであることは、この点に鮮明に示されている。実際、それは世界の宗教の歴史、何よりも日本の歴史を概観すれば容易に確認できるだろう。
 日本においても、宗教研究という視点から、こうした問題連関での研究が行われてきているが、最近の刊行の文献を紹介したい。大学で宗教学を学び始めた・学びつつある学生にお勧めしたい。

星川啓慈、石川明人
『人はなぜ平和を祈りながら戦うのか?──私たちの戦争と宗教』
並木書房、2014年。

まえがき(石川明人)

序章「戦争」とは何か?

I 戦争の現実
 第1章 人は人を殺したがらない
 第2章 それでも戦争はなくならない
 第3章 戦闘における生理と心理
 第4章 宗教と戦争の関係

II 戦いの中の矛盾
 第5章 「人を殺すな」か「人を殺せか」
 第6章 聖書・キリスト教における「平和」
 第7章 軍事大国アメリカの宗教
 第8章 日本のクリスチャンと戦争責任
 第9章 キリスト教史の中の暴力と迫害
 第10章 戦場の聖職者たち

III 平和への葛藤
 第11章 テロをめぐる善と悪
 第12章 戦うことは絶対に許されないのか?
 第13章 兵役拒否と宗教
 第14章 世界の諸宗教の平和運動

あとがき(星川啓慈)
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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