キリシタンと京都

 学生時代からキリシタン研究は、専門でないのはもちろんであるが、比較的身近に存在してきた。学生時代にお世話になった、佐藤吉昭先生のキリシタン研究は、さまざまな研究との関連でも念頭にあるものである。
 2014年度にキリスト教学専修の恒例の新歓行事、ハイキングが、京都のキリシタン史跡となった(研究室新歓ハイキングとしては、学生時代に安土のセミナリヨ跡を訪れて以来のキリシタンとの関わりとなる)。

 今回は、次に紹介の文献の著者である、杉野榮先生(日本バプテスト連盟・京都洛西教会牧師)にお案内いただけるのとことで、楽しみである。「あとがき」に、この文献の出版を勧めたのが、武邦保先生であったと書かれているのも、不思議な繋がりを感じさせられた(武先生は、わたくしも、教会や研究会との関連でお付き合いいただき、学生時代の下宿のご近所にご自宅があった)。

杉野榮
『京のキリシタン史跡を巡る 風は都から』
三学出版、2007年。

はじめに

I 洛中辺り──風は都から
 都の南蛮寺
   ザビエル渡来 旧二条城
   南蛮寺 同志社大学図書館前(礎石)
 日本二十六聖人発祥の地 妙満寺跡
   二十六聖人出発地
   フランシスコの家(修道院・病院跡)・キリスト教文化資料館
   一条辺り 上京教会跡
   一条戻橋
   東寺・羅城門遺蹟
   盧山寺(キリシタン大名有馬晴信の妻ジュスタの墓)
   本能寺
II 北大路通り辺り──都の寺院とキリシタン大名
 大徳寺
   瑞峯院(大友宗麟の菩提寺・十字の庭)
   高桐院(細川忠興・ガラシャの墓碑)

III 東山・鴨川辺り──都の殉教と栄光
 元和の大殉教跡
   京都国立博物館 豊国神社 方広寺 耳塚
   元和キリシタン殉教の地碑
     <元和のキリシタン殉教碑の建立について>
     <元和の殉教者列福>
   ベアタス会殉教地
   京都大学総合博物館(マリア十五玄義図・キリシタン墓碑)
     <都の聖母像(将軍塚)>
   十念寺(曲直瀬道三)
   キリスト教とお茶 1 龍光院(大徳寺内) 如庵 建仁寺・正伝永源院

IV 洛西辺り──守られてきた遺物
  西ノ京ダイウス町 奥渓家(大友宗麟家系の医師)
  椿寺(地蔵院・削られたキリシタン墓碑)
  妙心寺・春光院(南蛮寺の鐘)
  松林寺 キリシタン墓碑 洛西バプテスト教会(魔鏡)・京都キリスト教史研究会・資料室
  聚楽第跡(秀吉北野大茶会・少年遣欧使節)
  キリスト教とお茶 2 武者小路千家(官休庵)
  キリシタン灯籠(北野天満宮・桂離宮)
  古田織部 興聖寺 三玄院(大徳寺内)

V 京都周辺のキリシタン──都とキリシタン大名
  高山右近(一五五二~一六一五年)
  内藤如安(一五五〇?~一六二六年)
  小西行長(一五五五?~一六〇〇年)
  細川ガラシャ(一五六三~一六〇〇年)
    ガラシャ夫人隠棲地碑(女城跡) 勝竜寺城公園

年表
あとがき
撮影後記

 
 京都でキリスト教を学んでおり、こうしたことを知らないのは、もったいない(?)。連休を利用して、ゆっくり見学した回るのも、悪くない。

    
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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