自然エネルギーの可能性

 環境論を具体的に展開する上、特に原発の是非を論じるために、自然エネルギーに関する分析は欠くことできない。そこには、バラ色のイメージではすまない現実の問題が存在している。

 こうした点を考える上で、参考になる文献を紹介したい。著者は、科学技術ジェーナリスとして活躍中の方である。

石川憲二
『自然エネルギーの可能性と限界──風力・太陽光発電の実力と現実解』
オーム社、2010年。

はじめに

プロローグ 自然エネルギー? 再生可能エネルギー? 新エネルギー?

第1章 風を集めてエネルギーにする難しさ
第2章 「日の本」ニッポンは太陽光発電に向いているのか?
第3章 日本が有利な水力と地熱という「自然エネルギー」
第4章 市場原理を働かせて世の中を変えよう

エピローグ 戦略なき制作では全体最適は実現できない

参考資料
索引

 日本の自然環境にとって、風力と太陽光は発電という点では、それほど有力ではないという見解である(発電以外に多くの使い道があるという指摘でもある)。むしろ、発電という点で有力なのは、水力と地熱であるが、エネルギー問題は、科学技術の問題という仕方では解決できない、それは経済と政治・政策の問題であるという点が、ポイントであろう。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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