人口問題と宗教

 人口は、人類が直面する諸問題(環境問題も経済も政治も)を規定する基本要因として挙げる。宗教も例外ではない。なとえば、古代イスラエルのアブラハム契約において、次のように示された「子孫の繁栄」(子孫が星の数ほどになる)は、人口が神の祝福の現実の中心的な指標であることを意味している通りである。

<創世記15章>
1 これらのことの後で、主の言葉が幻の中でアブラムに臨んだ。「恐れるな、アブラムよ。わたしはあなたの盾である。あなたの受ける報いは非常に大きいであろう。」
5 主は彼を外に連れ出して言われた。「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい。」そして言われた。「あなたの子孫はこのようになる。」
6 アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。
17 日が沈み、暗闇に覆われたころ、突然、煙を吐く炉と燃える松明が二つに裂かれた動物の間を通り過ぎた。
18 その日、主はアブラムと契約を結んで言われた。「あなたの子孫にこの土地を与える。エジプトの川から大河ユーフラテスに至るまで、

 本ブログでも、人口問題に関わる文献をしばしば取りあげてきたのは、以上の理由からである。
 今回は、文献として、次のものを追加しておきたい。

マッシモ・リヴィーバッチ
『人口の世界史』
東洋経済新報社、2014年。

日本の読者に
はしがき
凡例

第1章 人口成長の空間と戦略
第2章 人口成長:選択と制約の間で
第3章 土地・労働・人口
第4章 秩序と効率をめざして:近現代ヨーロッパと先人国の人口学
第5章 貧困国の人口
第6章 将来展望
  1 人口と自己抑制
  2 将来の人口
  3 南北格差と国際人口移動
  4 寿命延長の持続性
  5 変化する限界点
  6 忍び寄る限界
  7 忍び寄る限界:再生不能資源と食糧
  8 忍び寄る限界:空間と環境
  9 数値計算の価値観
  参考文献

人口論関係の主要学術雑誌

訳者あとがき

索引


 
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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