イエスから政治思想へ

 本ブログでは、自然神学を社会科学へ拡張することをめざしているわけであるが、そのために、聖書テキストを中心的な素材として設定している。そして、聖書から政治思想へという議論を具体的に構築する上で選ばれるのが、イエスとその宗教運動にほかならない。最近のイエス研究は、再度、こうした方向性を明確に意識した議論を展開しており、それは、本ブログでも紹介してきた通りである。これは、イエスを現代の社会思想へ結びつけるという論点を含むものとなる。次に取りあげる文献は、こうした議論をまさに試みている。

Thomas Hughson, SJ,
Connecting Jesus to Social Justice. Classical Christology and Public Theology,
Rowman & Littlefield, 2013.

Acknowledgements
Introduction

1 Public Theology: Some Elements
2 An Illustrative Problem
3 Is It Really a Problem?: Benedict XVI and Social Justice
4 Christological Solution: Divine and Human Natures
5 Christological Solution: One Divine Person
6 Public Theology: Interior, Ecumenical, Interreligious

Epilogue: Jesus and Social Justice
Notes
Bibliography
Index
About the Author

 ここで著者は、公共神学という言葉を使っているが、これについては、おそらくその内実をめぐる議論が必要だろう。また、本書は、基本的に現代のカトリック神学の文脈において展開されている。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

LogosOffice

Author:LogosOffice
 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Translation(自動翻訳)
FC2カウンター
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR