キリスト新聞から

 キリスト新聞(第3316号、2014.6.21)が届きました。

<第一面>
・「日本聖書協会 新翻訳作業の40%終える 「次世代に向けた聖書」2018年完成を目ざす」
 以前から耳にしていた、現在の新共同訳聖書の次の聖書翻訳の進展と完成見通しについての記事である。動的等価と直訳との対立関係ではなく、「誰のための、何のために」という観点(読者と使用)からの翻訳のとらえ方の重視ということらしい。5月15日(東京)と22日(大阪)で、聖書事業懇談会が開催され、新翻訳事業翻訳者兼編集委員の石川立さんと樋口進さんとが講演されたとのことである。
 ともかくも、聖書を読み使用する側からすれば、期待と不安が相半ばすると言ったところであろうか。

・「安倍首相が教皇に対年の訪日招請」
 今の政権下で、来て何をする、来てどうなる。あるいは今の政権下だからこそか。

<第二面>
「Satellite/サテライト」:
・「聖書」:
「イエスと共に「いのち」を大切に キリスト教再定義に向け、荒井献氏が講演」
 「再定義」とはわかりにくい表現である。再定義に先行して存在した思われる定義とは、誰がいつどんな内容のものとして「定義」したというのか? 現代において、「キリスト教」を定義する主体とは誰なのか。定義とはそれぞれ自分の考えを述べるということか(自由な意見表明? 捉え直し?)。「いのち」を大切にするキリスト教という主張自体に疑問なわけではないが。
・「学校人事」:
「青山学院」の院長に梅津順一さんが選任されたとのこと。ご苦労様です。

<第三面>
・「提言 教会と地域福祉」<13>
 張田直子「苦しみを持つ人々の傍らにこそ「地域」」
・細川勝利「ジセダイの牧師と信徒への手紙」:「第9章 互いにいじめてはならない」
 「愛の共同体ゆえの危険」

<第四章>
「Book review/ブックレビュー」
古市憲寿『だから日本はズレている』(新潮社)
 「・・・信仰の継承、青年伝道が大事と言いながら、青年の置かれた境遇には興味を示さず、昔話を繰り返す・・・」
 世代論はわかりやすい、しかし、多くの場合、先の展望が開けない。さて、本書はどうだろうか。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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