キリスト新聞から

 キリスト新聞(第3320号、2014.7.19)が届きました。

<第一面>
「口惜しさを胸に刻んで」「あの日、牧師たちは何をつぶやいたのか 7・1の記録(上)」
 7月1日の安倍内閣による集団的自衛権を認める閣議決定のなされるという大きな転換点において、牧師たちがさまざまな場で何をつぶやいたのかという、あの日の「生の」言葉を記憶する試み。今回はその前半部分。
 取りあげられたのは、朝岡勝(日本同盟基督教団徳丸町キリスト教会)、荒瀬牧彦(カンバーランド長老教会めぐみ教会)、大嶋重徳(キリスト者学生会=KGK、主事)、唐澤健太(カンバーランド長老教会国立のぞみ教会)の各氏のつぶやきです。

 もちろん、やや疑問な点もあります。
・企画の意義を否定するわけではないが、しかし、なぜ、牧師なのか。牧師の中に日本の政治的状況について問題意識が高い方々が少なくないのは承知しているが、一部の牧師たちに限定された動きであった点が、これまでのキリスト教会のさまざまな政治的社会的問題に対する取り組みの限界だったのではないのか。
・なぜ、つぶやきなのか。つぶやきがネット上で拡散し大きな動きを生じた事例(と言われる! しかし・・・)は世界に多くあるが、日本ではこの種の「つぶやき」がいわば空転するのはなぜか。この辺りの分析に基づく、新しい切り口が可能ではないのか。

<第二面>
「Satellite/サテライト」
「社会」:「キリスト教会館がヘイトの対象に 「反日の牙城」と名指しでデモ」
  事態は、ここまで来ている。危険水域に近づきつつある。
「教会」:「平和の福音述べ伝える使命」「渡辺信夫氏「戦争反対のために生きる」」
「海外」:「海外「憲法9条解釈」に懸念、WCC中央委が声明」
  ご尽力いただいた方々、ご苦労様です。
「社会」:「「被害者への謝罪と和解」の継承」「第20回を迎える英連邦戦没捕虜追悼礼拝」

<第三面>
・「提言:教会と地域福祉」<17>
 中島真樹(練馬キングス・ガーデン施設長)「希望をもって老いることができるように」
・「連載小説」
大杉至「牧師 沖方晴男の憂鬱」2
 沖方牧師の説教はすべてコピペということが明らかになる。10年間も。「不正をした、っていう意識がないんだ・・・」

 まさか、こんな牧師はいないだろうな。
 そもそも説教とは何か、こんな疑問はこの小説は別にして、しばしば考えさせられる問いである。現代のキリスト教・教会の問題は、このレベルから問題を生じていないのか。
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