ハイデッガーとキリスト教

 ハイデッガーとキリスト教というテーマは、これまで多様な観点から研究がなされてきた。わたくしも(わたくしでさえも!)、自分の研究の限られた視点からではあるが、この問題について一定の議論を行ってきており、ハイデッガーは、哲学とキリスト教、哲学と神学という問題における重要テーマの一つと言うべきかもしれない。しかしそれだけに、現在の「ハイデッガーとキリスト教」とテーマの問題状況を的確に把握し、新しい議論を組み立てることは必ずしも容易ではない。
 こうした中で、議論を整理し一定の見通しを付ける上で参照できる文献が必要とされることになり、さまざまな研究入門的な書籍が刊行されている。今回紹介するのは、こうした文献で最新のものである(「哲学と神学」叢書の一冊)。手頃な大きさで、文献表も参考になる。

Judith Wolfe,
Heidegger and Theology,
T& T Clark, 2014.

Note on the text
Abbreviations

Introduction

1 Heidegger's Catholicism (1889-1915)
2 Heidegger's Protestantism (1916-1921)
3 The emancipation of philosophy (1921-1929)
4 Theology in Being and Time
5 Heidegger between Hitler and Hoelderlin (1930-1935)
6 The later Heidegger (1935 and beyond)
7 Heidegger among theologians
8 Heidegger in theology

Bibliography
Index

 Wolfeは、2013年に、オックスフォード出版から刊行された、Heidegger's Eschatologyの著者であり、最近のこのテーマにおける研究で活躍中の研究者といえる人物の思われる。この著書も手元になるので、いずれ、紹介する機会もあるかもしれない。
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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