キリスト新聞から

 キリスト新聞(第3322号、2014.8.2)が届きました。

<第一面>
・「いのフェス関西2014」
 「シスター×牧師×研究者」「教会女子のガールズトーク★」
 3月に日本基督教団・東梅田教会で開催された「いのフェス関西2014」での「女子会」(「教会女子」によるガールズトーク)の抜粋紹介。(この件は、キリスト新聞の3月あたりの号に一度掲載済みだったように記憶している。)
 登場は、次の3氏。
田川ささのさん(ショファイユの幼きイエズス修道会シスター)「「開かれている」ことが大事」
後藤由紀さん(日本福音ルーテル新霊山教会牧師)「社会と断絶したまま宣教はできない」
柳澤田実さん(関西学院大学神学部准教授)「神さまは教会の中だけにいる?」

 日本のキリスト教界における「女性」を取り巻く状況に大きな問題があることはかなりの範囲で共有可能なものと思われる。たとえば、日本における女性のキリスト教研究者のい層はあまりにも薄い(男性の層が厚いというわけではないが)。それだけに、キリスト新聞にこうした企画がなされるのは、十分に了解できる。大いに盛り上げたいということであろう。
 しかし、「教会女子」「ガールズトーク」「女子会」というマスコミ的流行語について、当の「女性」自身はどんな印象をもっているのだろうか。「女子大」「女性研究者」などなど、「女性」を特定化する用語についてのキリスト教界の自己吟味が同時に必要に思われるが・・・。

<第二面>
「Satellite/サテライト」:
「聖書」:「聖書100万冊をキューバの人々に」「現状を視察して・渡部信(日本聖書協会総主事)」
「社会」:「ヘイトスピーチに10団体が抗議」「学生逮捕に「深い悲しみと憤り」」
  ヘイトスピーチの問題を、キリスト教は避けて通ることはおそらくできないであろう。2014年は、日本のキリスト教会にとって決定的な年になるかもしれない。
「海外」:「モスルからキリスト者集団脱出」「教皇「暴力には平和で打ち勝つべき」」
  京都大学の演習で、内村鑑三の非戦論のテキストを2年がかりで読み続け、ほぼ目標の文献が終了しました(一回分が残っていますが)。内村の非戦論の中心的主張の一つは、この「暴力には平和で打ち勝つべき」ということです。

<第三面>
・提言「教会と地域福祉」:
  鈴木淳(フレンドシップあさひ所長)「地域宣教の基軸となる大チャンス」
・大杉至・連載小説「牧師 冲田晴男の憂鬱」4
  理事会からいよいよ調査委員会立ち上げへ。今回の結びによると、「とんでもないことがわった」とのこと。
 当然そうだろうと思いつつも、興味津々。

<第四面>
・「雑誌を読む」
・「伝道宣隊キョウカイジャー」「神さまって粋な方」
・「Information/インフォーメイション」

 全体として、今年になっての、キリスト新聞は紙面動向は、読者層の拡大の試みと理解できるかもしれない。特に、若者に焦点を置いていることがはしばしに感じられる。メディア全般の動向と言うべきだろうか。
  
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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
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