聖書研究との関連で3

 前回は、旧約聖書の注解書に関連して文献を紹介したが、今回は、当然(?)、新約聖書の注解書となる。取り上げるのは、前回のものとまさに対になるものである。

 京都大学キリスト教学では、半期の新約聖書演習を近年、継続して開講しているが、今年度後期には、ローマ書の2章からを読む予定である。そこでも、複数の注解書を使用することになり、今回の文献は、その際に参考文献ともある。聖書学を専門としていない者にとっては、注解書は数も種類も膨大であり、こうした情報をコンパクトにまとめた文献はきわめて有用である。

D.A.Carson,
New Testament Commentary Survey. Seventh Edition,
Baker Academic, 2013(1986).

Preface
Abbreviations

1. Introductory Notes
 1.1 The Need for Several Types of Commentary
 1.2 Individual Commentaries or Series
   1.2.1 General Principles
   1.2.2 Series Worth Noting but Not Pursuing
   1.2.3 More Substantial Series
   1.2.4 One-Volume Multiauthor Commentaries
 1.3 Older Commentaries
 1.4 One-Author Stes

2. Supplements to Commentaries
 2.1 New Testament Introductions
 2.2 New Testament Theologies

3. Individual Commentaries
 3.1 Gospels 3.2 Matthew ~ 3.21 Revelation

4. Some "Best Buys"

Name Index

For an effective teaching and preaching ministry, commentaries take their place among other essential tools. But since different tasks often require different tools, useful commentaries are of more than one kind. Those listed in this book may serve in at least three or four distinct ways, which correspond to the following needs. (1)
The dominant need is to understand meanings accurately. (1)
To understand a passage (let alone to expound it forcefully) often requires a faithful and imaginative historical reconstruction of events.
some commentaries often useful guidance on the legitimate range of practical application. (2)

 昨日、紹介の旧約聖書註解書の概観が、主要な注解書の整理されたリストという性格が強いのに対して、今回の新約聖書注解書の概観では、各注解書の相互のつながりや対比に関わる叙述が明確になされており、読んで受ける印象はかなり違っている。また、第4章の Some "Best Boys"は一定の参考にはあるだろう。ローマ書については、次のようになっている。
 Douglas J. Moo in NIC; Thomas R. Schreiner; C.E.B. Cranfield for advancedstudents 

 
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