キリスト教思想と哲学5

 カント以降、ドイツ、英語圏とくれば、当然次はフランスでしょうか。キリスト教思想との関わりで、フランス語圏の思想動向(特に宗教哲学に関連した)は、日本でも、現代思想という文脈などで大きく取り上げられ、さまざまな仕方での研究が進行中である。その際のキーワードは、現象学、脱構築、ポストモダンといったところであろう。この中に登場する思想家の一人に、リオタールが存在する。日本では、リオタールとキリスト教思想という連関をイメージできる人は少ないかもしれないが、こうした研究テーマの設定を紹介する文献が刊行された。「哲学と神学」というシリーズの一冊である。同じシリーズで、デリダ、アガンベン、ヴァッティモ、ジジェクらが取り上げられている。現代の思想的文脈で、「哲学と神学」の関係を論じる上で、参照できる文献・シリーズと思われる。日本で同様の試みをおこなうとしたら、どうなるだろうか。

Lieven Roeve,
Lyotard and Theology,
Bloomsbury,2014.

Preface

1 Introduction: On the non-reception of Lyotard in theology

2 Philosophy in the postmodern condition: On the incredulity of modern master narratives and bearing witness to the differend

3 How to do justice to the event: The aesthetics of the sublime

4 Postmodern critical theory in action: The case of capitalism

5 The master narrative of Christianity: A hegemonic discourse of the Idea of love

6 Can God escape the clutches of the Christian master narrative?

7 The language pragmatic plausibility of open narratives: Continuing the conversation with Jean-Francois Lyotard

8 Lyotard and/or theology? On the precise relationship between philosophy and theology

9 The interruptive event of the sacramental

10 The interruption of late-modern political theology

Conclusion

Acknowledgements
Notes
Index





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 これまで本ブログは、2013年度より2015年度まで科学研究費の交付(代表者・芦名定道)を受けて行われた研究を中心に、キリスト教思想研究に関わる情報を発信してきました。しかし、2016年度からの新しい研究プロジェクトに関連した事柄は、主に別のブログで取り扱うことにし、本ブログでは、これ以外の記事について継続的に内容を更新します(新しい科研に関するものも、記事の継続性の観点から一部はこちらでも扱います)。
 なお、本ブログにもしばしばコメントが寄せられますが、多忙のため、原則として応答その他の取り扱いはいたしません。

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